案件内容
個人宅の屋根の状態を確認するため、ドローンを使った点検のための撮影しました。依頼主の方としては、そろそろ屋根のメンテナンスのための工事が必要ではないかと思われていましたが、屋根の状態を見ることもできない状態でした。屋根の状態の確認のためには足場を組む必要があり工事会社に依頼しましたが、なかなか実施してもらえない状況でした。そのため、ドローンで簡単に屋根の状態を確認することができるのならと急遽依頼を受け、すぐに対応しました。屋根の状態は比較的良好で、すぐに対応する必要がないことを確認でき、足場を組む等の無駄な支出を防ぐことができました。
経年劣化はもちろんですが、特に台風や落雷の後は屋根が剥がれていたり、傷が付いていたりと屋根の状態が悪くなっているケースが少なくありません。放置しておくと雨漏りの原因となったり、最悪の場合、屋根が落ちてきてしまうといったこともあります。ドローンを使えば、人が屋根に登らなくても短時間で正確に被災調査が可能です。
使用機体と飛行概要
この案件の対応で使用した機体は Mavic mini2 です。目視できる飛行のためにはある程度の高度での撮影になるので Zoom 機能が必須です。人口密集地の一戸建て屋根の点検の場合、建物の周りにドローンを離着陸させるスペースが無いケースが多く、この案件でも2階のベランダの狭い空間からのハンドリリース・ハンドキャッチの離着陸となるために小型の機体 Mavic mini2 でなければ対応できません。また、リスクが高い飛行なのでプロペラガードの装着は必須です。